器を選ぶとき、多くの方が見た目を最初に判断します。しかし毎日使う器は、見た目だけでなく、手に持ったときの重さ、口に当たる縁の厚み、釉薬の種類が使い心地に大きく影響します。この記事では、日常の食器を選ぶときに確認したい具体的なポイントをまとめます。
重さと持ちやすさ ¶
飯碗や湯呑みは、毎食手に持って使うものです。重すぎると食事中に疲れ、軽すぎると安定感がありません。一般的な飯碗の目安は、空の状態で180グラムから250グラム程度です。Stonebridge Pathの飯碗は約220グラムに設定しています。実際に手に持って確認できる場合は、利き手で持ち、口に当てたときの感触も確かめてください。
縁の厚みと口当たり ¶
器の縁(口縁)の厚みは、飲み物や汁物を飲むときの口当たりに直接影響します。厚すぎると飲みにくく、薄すぎると欠けやすくなります。轆轤で引いた器は、成形の段階で口縁を薄く仕上げることができます。手びねりの器は口縁に自然な揺らぎが生まれ、それが手作りの器らしい温かみになります。どちらが好みかは、実際に使ってみないと分からない部分もあります。
釉薬の種類と食洗機対応 ¶
釉薬の種類によって、器の扱いやすさが変わります。灰釉や鉄釉は表面に細かい凹凸があることが多く、食洗機の高温と強い水流で釉薬が傷む場合があります。磁器や化学釉薬を使った器は食洗機に対応しているものが多いですが、陶器の場合は手洗いをおすすめします。Stonebridge Pathの器はすべて手洗いを前提に作っています。
使い始めの目止め ¶
陶器は素地に細かい穴があるため、使い始める前に「目止め」をすることで汚れが染み込みにくくなります。米のとぎ汁に三十分ほど浸けてから使うのが一般的な方法です。または、片栗粉を溶かした水に浸ける方法もあります。目止めは一度行えば十分で、毎回行う必要はありません。
長く使うための保管方法 ¶
陶器は重ねて保管すると、底の素地が上の器の釉薬を傷つけることがあります。重ねる場合は、間に布や紙を挟むと安心です。また、湿気の多い場所に長期間保管すると、素地にカビが生えることがあります。使わない期間が長い場合は、よく乾燥させてから通気性のある場所に保管してください。
器選びに迷ったときは、まず一点だけ購入して実際に使ってみることをおすすめします。現在の在庫作品はウェブサイトで確認できます。気になる点があれば、メールでご相談ください。